今日も寒いです。
断続的に雪がちらついております。
長崎県壱岐市よりご注文頂いていた平太鼓も作業完了し発送済みです。
ちょっとひと手間かかりそうな太鼓の作業です。
過去にフチが欠けた部分の修理が施してありましたが、グラついていたのでやり直すことにしました。
切り欠いた部分を整えてから新たに加工し直します。
ただ釘が気になります。刃物を傷めないように気をつけねば。
このような感じになりました。
さてこちらはもう一つのひと手間かかりそうな太鼓の作業です。
やってしまいました。
木口を整える作業をしていて釘に気付かずに削ってしまいました。
これです。
ちなみにこの太鼓には文政6年(1823年)の墨書きがありました。
どちらの太鼓も張替を終えこのように仕上がっております。
まだまだ末永くお使いいただけます。