9月に入り気温も少し下がってきましたね

宇美町消防団の太鼓です。すでに張替完了し納品済みですが、完成時の写真を撮り忘れてしまいました。

先日受けたテレビ取材の中で、こちらの太鼓の革を張る作業シーンが放送されました。撮影は緊張しましたが革はしっかりと張り上げました。

 

張替修理の際に、太鼓を置く

位置を記したテープが胴に貼ってあるのを見かけます。

革を張る際にめくれたり、はがれたりするのと、仕上げのニス塗りにも影響するので、基本作業前にはがします。

粘着力が弱いテープですと簡単にきれいにはがせます。

粘着力が強いと、こんな感じで糊残りしてしまいます。こうなるとシールはがし剤に頼らないときれいにはがせません。

もっと厄介なのは布テープ。長期間貼ったままだとノリ面が硬化してシールはがし剤も歯が立たずスクレーパーを使ってはがします。

胴の塗装面を傷める恐れもあるのでこのようなテープやシールを貼ることはあまりお勧めしませんが、太鼓の胴に何か貼り付ける際は、テープの素材にも気を付けていただければ幸いです。