あっという間に9月も終わり。

シルバーウィーク明け、張替え修理を終えた佐賀市指定重要無形民俗文化財 海童神社奉納浮流保存会の3尺と3尺4寸の太鼓が引き取られていきました。仕上がりにもご満足していただき一安心しました。今年の秋祭りの本番は10月17日。


ほっとするのもつかの間、次は櫛田神社の拝殿の太鼓の張替え修理に取り掛かっております。

 

昨年修理をした博多祇園山笠振興会の太鼓と同じく2尺5寸の太鼓で、今回も胴の塗り替えを含めた大掛かりな修理です。

新調の太鼓も完成しております。10月早々に糸島市の神社に納品予定です。

 

こちらは対馬よりご注文頂いた平太鼓です。

600年以上前から伝わる国選択無形民俗文化財の神楽「命婦(みょうぶ)の舞」で使用されます。

 

その他、県内外よりご注文を頂いております。

中には手の掛かりそうな太鼓もあります。

胴がひび割れてしまった部分を革を使って補強されています。

中を確認するとこのような感じです。

この他にもひび割れ箇所があり、胴の厚みも薄く補強が必要です。


今日で9月も終わり、がんばります。