いくらなんでも持ち過ぎです。大事にお使いいただきありがとうございます。
とある神社から張替修理で持ち込まれた太鼓です。
当社製作の太鼓で今回が始めての張替です。
(70数年ぶり!)
写真は持ち手金具交換後のものです。
逆さまで済みません。
残念ながら太鼓内部には何も書かれておらず
いつごろ製作されたのか分かりません。
表記から戦前の物だと思われます。
そこへ偶然張替修理で持ち込まれた太鼓が。
大きさは違えども金具や鋲の打ち方等、作りはほぼ同じです。
胴には昭和拾壱年九月新調の彫刻が。
破れは無いもののさすがに両方の太鼓共に革が寿命を迎えており、太鼓らしい音は出ておりませんでした。
丁度同じ時期に修理に帰って来るとは、お互いに呼び合ったのでしょうかね~。
次回の張替えは是非、私が現役のうちにお願いします。
太鼓の革は消耗品です。たとえ破けていなくても革が寿命を迎えると良い音が出なくなりますので、定期的に張替をご検討ください。
革の寿命はお客様のご使用状況、ご使用になる場所や保管状態により異なりますので一概には言えませんが、響きが悪いとお感じであれば張替の時期かもしれません。どうぞお気軽にお問合わせくださいませ。
お見積は無料です。